滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
甘い芋 タレを絡めて ごまを振る 大学芋の 蜜の輝き
9
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詠み人知らず
アイライン 引いたあの日に 戻るなら 厚くせぬとも よかったろうに
4
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詠み人知らず
水滴の ぽつりぽつりと 寒き音 流す水触れ 洗う赤い手
4
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詠み人知らず
柿落とす 古屋の庭に 木枯らしと 寒さ堪えぬ 半袖の老体
4
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び わ
陽が差して気持ちが和み何時の間に手が動きだし手話歌が口に
8
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茂作
枯れのこる莖まばらなる紫陽花の 寂しき庭に霜降りにける
16
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敦希
青天に浮かぶ笑む口 既讀無視 昨夜の同じ面には搖れて
7
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横井 信
締切にきっと間に合う終わりまで走り続ける年の瀬の朝
12
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継海
山白く積もりた雪が降って来る大根炊き上げ早目の夕餉
2
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松明
アパートの床に張り付く我だから両日ライブとか言わないで
4
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睡密堂
また年が暮れていく街の灯りが悲しみさえも輝かせてる
7
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西手心黒
たそかれの記憶の迷宮さ迷いて思い出す名を風呂に響かす
6
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聴雨
たのしみは月なき夜の空ながめ長く緒をひく星に会ふ時
14
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へし切
今はなき理念や誇りこころざし この日本は失くして久しい
15
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秋日好
冬の月低く横へと這ひのぼる下より眺むる吾を置き去りに
14
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音蔵 雅秀
夜の街 笠鉾と山車練り歩く 豪華絢爛秩父夜祭
4
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詠み人知らず
空高く 烏の群れと 夕焼けに 家に帰ろう 手を引く温さ
5
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詠み人知らず
噛むほどに 旨味が増すは するめいか 七輪で焼く 反る身に七味
8
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詠み人知らず
深々と 降る雪積もる 地蔵様 藁傘被せ 震える老婆
8
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び わ
鈴の音に背中をそっと支えられ姿勢を正し手を合わす
6
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