秋日好のお気に入りの歌一覧
林林
先生のお腹に耳をくっつけてちいさな命を聴く子どもたち
15
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矢車菊
風といふ生き方があるいずこにも属さず時を過ぎゆくやうな
11
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矢車菊
風だけが知つてゐる道 この世でもあの世でもない夢の通ひ路
13
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林林
払沢の滝のふもとの清流を石づたい登るおむつの幼子
15
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まぽりん
梨木の鳥居くぐれば染井なる水汲むそばに萩の花咲く
27
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へし切
誰とても下血のあれば恐ろしく思ひ惑ひぬ吾が身とあれば
16
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へし切
おいでよと 妹が手を振る夢の中 まだまだ黄泉には 行けぬ吾かな
20
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林林
日光へ修学旅行の列車 今警笛鳴らし神奈川を発つ
9
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へし切
無情にも雨はふるふる被災地のひとの哀れを思ふ今日の日
22
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まぽりん
もろひとの三十一文字の言の葉を結びかざれる萩の花群
29
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千映
恋人や 単なる友でもなさそうな曖昧な君 17年だね
7
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野々花
辞世の歌詠いし人の哀しみが分かる気がする病を持てば
15
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桐生賄
腰痛が悪化し 着用コルセット締めて着痩せに見える気がして
10
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ながさき
尊きは 日本の民の 底力 姑息の輩 歯牙にもかけず
20
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コーヤ
ひらひらと風に舞する木の葉たち踊り暮れゆき赤や茶や黄に
15
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只野ハル
最期にたった一度だけ頷いた扇風機の首伝うオイル
10
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恵
ゆっくりと滲んでゆきぬ想い出は我の心に雨降る様に
29
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野々花
子供無き女の嫉妬と呟いて 花殻を摘む影が戸惑う・・・・
7
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舞
抱けもせず騎士にもなれず恋というただひと言を告げれぬままに
13
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まぽりん
小止みなく降る雨ゆゑに鬼怒川の堰きもあへずて街を流しつ
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