滝川昌之のお気に入りの歌一覧
杜鵑草
思ひ出づる時はいつとはなけれどもさすが今宵は清しこの夜
13
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はなしのぶ゙
秋木立を柔らかな陽の降りたりてわがスニーカーのつまさき温む
10
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睡密堂
プレゼント包装にしてくださいと頑張った自分へのご褒美
7
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ななかまど
歳晩の街にあふれるフードロス明日のパンを探す民あり
17
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継海
素通りの鏡の中で交差する君の視線がまだ離れずに
4
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詠み人知らず
口先に こぼれる言葉 優しくて 私もですと 肩の痛みを
3
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聴雨
まれびとをもてなす庭の石蕗に冬に稀なる蝶のたづねて
13
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へし切
野茨の実の色朱し 灰色の冬空のなか 其の色朱し
13
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音蔵 雅秀
霧に浮き 栄枯盛衰秘めしまま 天空の城 竹田城跡
5
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詠み人知らず
横で寝る 旦那温いと ひっついて 涎垂らして 爆睡起こさず
6
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詠み人知らず
石鹸花 花束もらい 寝巻まで 礼のある意味 ほころぶ笑顔
4
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KEN
シャルドネの匂ふ吐息で別れ告ぐ シャルドネの味教へてやれば
12
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音蔵 雅秀
ランタンの明かり街中彩りて 中国醸す 長崎の夜
3
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茂作
忘れじと妻が手渡す柚子の實の 湯氣の香りに冬は至りぬ
16
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び わ
弁財天まわり一面寒椿手水舎心清め目を閉じ
8
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睡密堂
丁寧にリボンをほどくラッピングまでもがプレゼントかのように
6
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横井 信
春を待つ花のつぼみへひと年をふりかえり行く冬の堤防
12
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杜鵑草
さらぬだに人疎らなる山里に今宵は月もすまぬなりけり
15
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ななかまど
堤防が流れの形決めおれば流れる速さ川は決めおり
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聴雨
時雨やみ睡蓮鉢の底ひまで棲むもののなき静けさを知る
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