夢士のお気に入りの歌一覧
林林
道の端が河となる雨幼き日お魚来るかと覗きこみをり
19
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浅草大将
かがりさす鵜舟に散るや宇治川にきそふ匠のわざの火花も
11
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浅草大将
夏の夜を守る門田のいねがてに実りの夢はうつつなるべし
8
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成瀬山水
何すれど自己完結の知恵の輪は解けることなく今日もうるさい
9
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寧々
夢の空切り裂く雷鳴轟ゐてひとりの枕を抱き締めてゐる
10
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詠み人知らず
ニワトリや乳牛のいる夏休み幼き我の楽しき帰省
14
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己利善慮鬼
梅雨空にちろちろ刺さる傘と陽は雲が閉ざした恋に手折られ
4
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潮月繁樹
暗闇を彷徨う我の妖精も眠りにつきて静かな夜明け
19
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へし切
手のひらにそっと呪い八十と書く 苦のないように 手文字に込めて
25
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只野ハル
スマホのスケジューラーには両親の通院の日と資源ゴミの日
15
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まぽりん
移り香の愛しくたちけり背子が着し衣かた敷くとこ夏の夜
24
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千映
介護する側も高齢そんな世でニコニコ介護を模索している
13
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千映
亡き父の作った九条葱の味懐かしくなる関西風うどん
17
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月虹
誰からも見えない場所で咲く花よその気高さは真実なのだ
61
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林林
水神様の逆鱗に決して触れぬよう住む人 自然 守る工事を
13
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舞
諸草の民と産まれて人並みの花の内にて妻と生き逝く
17
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秋日好
竜神の心も知らずくまのこは流れを追って泥ベちゃになり
12
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千映
平凡の言葉の意味の深いこと平凡という雑誌に載ってなかった
11
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コーヤ
短冊に願いをこめて書きこんだ平和な世界みんなの笑顔
10
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詠み人知らず
閉じ籠ることの多きに嫌気さし小雨ふるなか書店へ急ぐ
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