秋日好のお気に入りの歌一覧
夢士
虫の音に導かれゆくフラフラと家路を歩む一人の老爺
9
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恣翁
竿伸ぶる吾娘が頬にぞ ほつれ毛の 風に吹かれて懸かれるを見る
22
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へし切
初孫の 望み叶ひてうれしやな 爺じ 爺じと はや勇みたる
28
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詠み人知らず
誰にでもちいさな誤解はあるけれど解き明かせずに失くすものあり
20
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舞
綾錦いのち燃え出ず豊穣の秋満つはての静寂の冬
8
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詠み人知らず
悔し気にこつんと土を叩くがに命を終えし団栗拾う
13
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へし切
初孫に逢ひたい思いつのりくる翼のあれば飛びゆくものを
22
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まぽりん
秋風にあまき香わたり満つ月の桂の花ぞ咲きこぼれける
30
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舞
天高く青空彼方飛行機の雲ひと筋に白の伸びゆく
14
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林林
窓を開け金木犀の香と共に自転車の音 友は来たれり
13
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林林
子が四人集ひて互いの真実を突きつつ自身を振り返りをり
13
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林林
その汚れ お隣との柵 くぐったね 今すぐお詫び 道路を回って!
9
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へし切
願はくは孫の成長見て死なん ひ孫も見たしその看取る中
20
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林林
おばあちゃんは?友に聞かれて少年は しんだよ、思い出したくないよ。
10
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月虹
去りぎわに降つる言葉のひとしずく友に戻れず恋へも行けず
62
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月虹
離れても離れてもなお寄り添うて涙の海を越えてゆけ、愛
27
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林林
やわらかい柿をあの子にあげたくてもう少し木で熟すのを待つ
15
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林林
花梨の実 金木犀に恋したか日ごと黄色く艶やかになり
17
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林林
洗濯し三食作り掃除する吾の元気を吸い取れ家族よ
12
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林林
人の世は むづかしき問ひの連なりで 考え動き 動いて学び
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