秋日好のお気に入りの歌一覧
矢車菊
さようなら 最終列車はやってきて時間通りにきみを連れ去る
17
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夢士
ヒョウモンの蝶舞ひ来るやフジバカマ小さき庭の秋を楽しむ
17
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舞
目覚めれば月は明るく夜は寒くひと恋う褥に温もりの夢
14
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へし切
もみじ葉の折敷く道を踏みしめて歩めば秋が駆け足で往く
26
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舞
錦へと変わる紅葉に残されし遊子のみ知る一葉の秋
14
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へし切
未練とて思い残すも残さぬもこの身ひとつで誰も死にゆく
26
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舞
勝負服ゆるゆるゴムのスカートを妻は選びていざバイキング
15
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林林
間引きした細身の大根 愛しくておいしくなぁれ 浅漬けに揉む
15
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林林
三日月に今宵揺られて眠りたしその曲線に身をもたせかけ
17
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林林
柿熟す 今生きるものに幸あれと 日に輝きて 鳥つどい来る
11
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林林
美容室 戸が開き乙女の髪揺れて 笑顔こぼれて 光が風に
13
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林林
秋の野に友とオナモミ投げ合ひしあの日の幻 空に溶けゆく
20
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林林
半月はあなたの心?悲しみを抱えながらも笑顔湛えて
16
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林林
この林檎 生り口近き皮渋くおばあちゃんちの姫りんごの味
13
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林林
すれ違い繰り返す日々 秋茄子を二つに切れば夏の薫りが
19
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光源氏
艶やかなもみぢゆかしき大原の実光院の秋のゆふぐれ
19
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恣翁
冷やかな秋の流るる瀬の上に 天狭くして石蕗咲けり
20
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コーヤ
一粒の小さき木の実眺め見ていっぱい集めた昔懐かし
15
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野々花
眠たげな最終電車の中ほどに無賃乗車のこおろぎが鳴く
20
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大さん
熱をもつ額にふれる手が震え声も出せずに更けていく夜
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