inosannのお気に入りの歌一覧
まがね
荷物背負い道行く僕を見る人が時折花を渡してくれる
6
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千草
散り去ればもう人影もなき夜の静寂を照らす花見提灯
10
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祐鈴
昨年の夏が右手のシミになり、もう透明になれないんです。
7
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ほの香
川沿ひの闇に溶けゆくささやきの淀んで残るぬるき湿り気
11
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あまおう
深海に 堕ちたクラゲは それだとは 気が付かないで もがきもしない
21
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紹益
月明かり バチを踊らす 若衆の 鍛えし背に 光る玉汗
23
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日向猫
聞こえない 大事なことは聞こえない 聞きたいことは聞こえてこない
40
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へし切
男気と引くに引けないその時は己が一分貫くばかり
25
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夢士
蜂の巣や女王来たりてスズメバチ人集まりて蜂より騒がし
8
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南美帆
まだ私レリゴーし切れていないかも中途半端な雪の女王で
6
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水ノ衣
偲ぶ事あえてせずに佇みしそちらはどうかと問うてみるなり
19
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紫苑
かの薔薇は朱に染まりぬ。ぬばたまのこよひ五月の雨に抱かれて
15
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詠み人知らず
ムシャクシャと腐った心も空見上げ大きな声で叫べば消える
12
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葉月きらら☆
食べ時を過ぎたイチゴの赤色が私に似てて手を差し伸べる
33
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只野ハル
エディターのカーソル点滅見つめつつ歌想来ぬまま日付が変わる
5
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春咲
「真実と虚構の狭間に美があるの」リアルの私と 今は別人
27
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日向猫
地を駈ける白馬の騎士にはなれずとも 愛を俯瞰す 天翔ける鳥
30
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へし切
背と言ふ歳を重ねた顔がある言葉持たぬが心に残る
22
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海の月
はつ夏の土手に咲き初む野アザミの紫にじむ雨やわらかく降る
11
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ほの香
お名前と問はれて答ふ君の苗字に 空気 と 時 が止まる間が空く
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