春咲のお気に入りの歌一覧
聴雨
満ちみちてやがて落ちゆく心かなけさ雨粒の滴るを見て
7
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横雲
一輪の百合の花笑み濡れてをり笑まししからぞ昼も愛しけ
6
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しりか
日曜日曇る心に水をやり 明日は晴れると向日葵の恋
3
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詠み人知らず
真っ直ぐに伸びゆく枝の先々に小さな恋を実らす桜桃
26
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聴雨
やはらかき弥勒菩薩の指先に似かよふ花にこぬか雨降る
19
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文麿
スムージにそつと忍ばす酒の香にあきれて膨る君頬かわい
4
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桜園
玄関に紫陽花いけし梅雨の朝心もしばし晴れてゆきたり
14
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桜園
朝顔の種のとりもつ縁ありて芽出れば縁も育まれゆく
21
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たんぽぽすずめ。
つかの間の夢の光りに萌え果てど再び開く華のごと君
5
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inosann
台風の彼方にあって駿河の海 空との境が梅雨空に映える
13
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恣翁
降り頻る五月雨の音 聴きながら 窓に凭れて夜明けを待てり
37
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しりか
撫子の咲いて笑顔や夏帽子のんびり浮かぶ青空の雲
3
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文麿
緘默の乙女レモンの花を好く教へてくれし瞳ゆらして
6
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詠み人知らず
つくばいに教えられたりただ足るを知ること故に満たさるるもの
14
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さく
遠くから見つめて乞ふる愛し君笑うその頬 そっと触れたし
1
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舞
朝日降る光の下に打ち水の清やけき風の夏輝やける
6
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さく
少しずつ重ねて積もりし恋心爪で弾けば崩れるものとは
2
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律
言葉には出来ぬ思いが溢れおり 伝える術なく無口になりゆく
3
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聴雨
あぢさゐの下枝を灯す螢火のほのめくあをに思ひ隠らふ
14
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聴雨
雨の夜は君が傍へに寄り添ひてふくみし甘き酒を給はむ
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