夢士のお気に入りの歌一覧
ながさき
コスモスの 三分咲きなる スキー場 岐阜・高山は 秋の彩り
24
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矢車菊
空襲を思ひ起こすと言ひながら花火の夜を祖母は嫌ひぬ
15
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へし切
鎮魂の鐘は鳴る鳴る 長崎の平和の祈り 世界にとどけ
25
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詠み人知らず
一本の足がちぎれたカナブンがクライマーのよに木をはい登る
15
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千映
焼茄子は 茗荷に 生姜 カツオ節もう一品は 秘伝の醤油
11
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へし切
ひと夏の恋に命の燃え尽きていまを盛りと蟬しぐれふる
25
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恣翁
秣食む騒がしき音の 渦と化し 吾を呑み込みぬ 午睡の夢に
24
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秋日好
目玉焼き黄身の具合が最高と新婚妻のように褒められ
20
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詠み人知らず
原爆のドームの見える夜の川願いとともに灯籠流る
12
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falcon
ゆくへなき思ひぞふかきたまゆらのぬきとめがたき涙の露は
10
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香月
翳りゆく面影虚し筆の跡薄れし思ひもいまはなぞらむ
4
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美津村
風に向かひ帰るは涼し朝明けて刈草匂ふ村境の土手
14
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都詩
木星の輝き増し来る夕闇に白く残れる花火の煙
23
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芳立
わがための道はありけりぎらぎらの入道雲のしたへ滑りゆく
9
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コーヤ
燦燦と夏のひかりは降りそそぎ生き生きと咲く自然の命
12
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香月
あかねさす青にたなびく白雲の木霊す蝉の追し雨音
6
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へし切
夕暮れて盆も近づく法師蟬はや鳴き初めて秋風さそふ
22
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本能寺
夏の日を 声を枯らして泣き続けプラットフォームにセミはころがる
20
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舞
いにしえの滋賀の大津のおうみの海偲ぶ波の間鳴け夕千鳥
17
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秋日好
逝きかたを習っているの友人がひとりひとりと旅立つうちに
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