詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夕夏
とびこんだひろいせかいのうちゅうふくじがわがいのちまもるくうかん
3
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コタロー
一人居のもやもやしたる氣分變へ外に出てみれば風がおいしい
9
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コタロー
鶺鴒の番が歩くアスファルト長き尾を振りチョコチョコしたる
5
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コタロー
三味線の音色聞ゆる民家咲く椿の花は彩で答ふる
9
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千映
六年の介護の末に馬鹿娘いわせた脳の病恨むね
11
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コタロー
孤獨には孤獨で答ふるものもある例へば道に咲きぬ枯草
6
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千映
顔知らぬうたのわ人の優しさに凹んだこころ少し膨らむ
17
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千映
宝石のようなブルーの実をつけた愛しく撫でるリューノヒゲある
9
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詠み人知らず
ここだけの話やねんけどスペシウム光線ちょっと出せんねん俺
12
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林林
蓋付きの衣装ケースの二段目にふわり毛糸の服と帽子と
16
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林林
大根の皮キャベツの軸ぽりぽりと口寂しさにゆっくりと噛む
11
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吉野 鮎
みひらきし瞳に溜めし苦きもの後ろ影曵き歩みだす孤狼
14
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林林
うたのわに帰り来る友出迎えるやっぱりみんないてくれなくちゃ
24
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吉野 鮎
はにかみて詠む短歌一首すきあらばやわき羽毛に疵包み抱く
13
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千映
蔵王産太っちょ大根乱切りの煮物はきっと母は喜ぶ
18
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吉野 鮎
隙あらば膨らみてゆくかなしさを抱きしあなたの春色のうた
20
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吉野 鮎
汝の髮を指梳り抱かるとき祈る指先拾ふ流星
13
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吉野 鮎
ときめきを燈しゆく汝青さかりゆらめきつささやく肌のぬくみを
9
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工藤吉生
しっぽとか翼だったりするんだろう オレがなくしてきた諸々は
11
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工藤吉生
シロナガスクジラのようなかたちして夕暮れをゆくゆったりの雲
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