詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
かなかなとひとつふたつと風鈴を割っては響くひぐらしの声
27
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石川順一
ゆっくりと起動され行く鰯雲南アルプスヒヤシンス畑
21
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中野美雄
島の椨の しげみのみちを切岸へ しののめの海原 海猫の舞ふ空
11
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滝川昌之
飲み出しが早いと妻に責められてそれでもササッと肴が並ぶ
28
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ながさき
妙法は 師子吼の如し いかような 病ありとも 障りとならじ
24
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詠み人知らず
SRS数多手がけるスタッフも 戸籍名呼ばれる悲しさ知らず
18
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詠み人知らず
いつ見ても笑っているね と言うことは結構いつも見られているの?
16
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inosann
「明日からまた一人ね」と母が言う吾の好物カバンに詰めつつ
25
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inosann
それぞれの縁を感じるカップルがやけに多いぞ祭日のストアー
21
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滝川昌之
長男の最後の学費を振り込んで「親の責任」肩から降ろす
25
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滝川昌之
車座の職人たちの真ん中で灰皿代わりの蚊取り線香
28
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まあさ
今日だけの ハーモニー聞く 昼下がり 明日は明日の 蝉の旋律
18
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滝川昌之
「廃業」と貼られた老舗の畳屋にまだ消え残る藺草の香り
33
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リクシアナ
潮騒をからめて巻いたオルゴール解けてきらめく夏の星空
26
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コタロー
繪心のない私でも眼が癒されるエルミタージュの飽きぬ廻廊
8
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藤久崇
あたらしき 蒼きみそらの 奥の辺や 清かに風は 夏を吹きゆく
20
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葱りんと
自らの 気持ち素直に 音にして 歌に落とせる 勇気はまだない
18
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中野美雄
死の陰をゆくものどうし弟の手をにぎりやらむ母の分まで
11
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秋日好
予報士の顔を立ててか雨が来る最初の雨粒受けて取り込む
19
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藤久崇
松原の 風の響きに しのぶかな 長山吹かす 里の思い出
16
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