夢士のお気に入りの歌一覧
片井俊二
一面の空の青さがさびしげでトンボ描いた少年の夏
9
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へし切
道の端に横たふ蝉のこけ未練そ知らぬ顔に夏はかけゆく
22
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恣翁
雨催ひ 雲去りがたく 見え隠れしつつ 無数の帆寄せ来たり
14
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矢車菊
一塊の氷をけづるゆふぐれをひまはり色の蜜に浸しぬ
14
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矢車菊
フライパンにたまごをひとつ割りいれててのひら大の朝のしあわせ
15
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まぽりん
うらみわび袖ほしあへず天の川たちかへるべき君をなみだに
25
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恣翁
庭の樹を吹く西風に 興遣りし日々憶ふとも 秋忍び寄る
15
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Chico
偏りて福の舞い込む送り盆 部屋にて眺む蝙蝠の軌跡
10
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詠み人知らず
なつかしきスイカバーなるアイスバー種に似せたる粒チョコ楽し
9
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詠み人知らず
左手の薬指には幸せで肉にうもれたリングが見える
12
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西村 由佳里
らりるれろ言葉がうまく出てこない涙はこんなに湧いてくるのに
4
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浅草大将
溜まりにし洗濯物はほしあへで勝負ぱんつの布を織りひめ
7
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千映
準優勝 東北魂 見せつけた君らを誇りに また頑張れる
11
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falcon
ひとすぢの飛行機雲のうすれゆく夏のをはりの空のはてなく
18
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へし切
ひぐらしのせつなき声の夕暮れにやがて枯れゆく吾が身を思ふ
34
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Chico
凸凹の僕らはときに噛み合つて行ったり来たりなだらかな道
20
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寧々
ふと蝉の鳴き聲消えて夏は溶け耳に殘りし雷鳴遠く
6
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舞
妻の背の手には馴染んだ温もりに言葉にせぬも感謝ひと言
11
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詠み人知らず
老いたれど学びが楽し我なるようたのわも良き生涯の友
13
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愚と楽
球児らの汗と涙のひとときと 同じでちがう 長さと密度。
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