夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
用もなく ふらり残暑のコンビニに おでんの匂い それも悲しい
21
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林林
吹奏楽同じ旋律二度三度情緒豊かに音色磨かれ
12
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都詩
この角を曲がれば君がいるような遠い記憶に出会う故郷
25
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野々花
「もう若くないね」と友が愚痴を言う秋の気配が漂う午後に
6
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西村 由佳里
口笛が聞こえてきそうな月の夜海の向こうの君は元気か
5
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詠み人知らず
手元から本が落ちたる居眠りのおじさんが乗る帰宅の電車
12
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一藤
哀しさにキヌガサタケの網の目をなぞる心は堂々巡り
3
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コーヤ
待ちわびてたった一夜の美の人の月下美人はゆーらり開く
14
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成瀬山水
ひとりひとりひとりひとりのテーブルに伏せた茶碗が動けずにいる
7
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へし切
恋ひ焦がれ逢へぬ人だに夢に見て醒めぬ現に惑ふ吾かな
29
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南美帆
立秋の風を感じつ水を撒く君の日焼けた腕に触れたい
7
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千映
遠き恋 想い出なんてたった五つ小さき店の珈琲に教え
6
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舞
鳴き残る蝉一匹のど根性素知らぬ顔で吾にもあれかし
14
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野々花
懸命に生きた証しと夜顔の 甘く切ない残り香ひとつ
11
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詠み人知らず
若葉よりもみじのほうが危ないと車を見てる我も老いたり
11
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芳立
身はふりてかれしこころも秋雨のおとにひとこそ恋しかりけれ
10
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詠み人知らず
意識して君を見たのはいつだろう シオカラトンボ つつと横切る
18
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ながさき
山鳩の つがいが水を 飲みに来る 「はー君が来た!」 妻は呟く
18
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美津村
縁側に日差を透す氷糖のプリズムに似る光を拡ぐ
8
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コーヤ
うす紅の小花咲きたる萩の枝今宵の月の飾りとなりて
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