夢士のお気に入りの歌一覧
己利善慮鬼
架線なき空に眩しき日の光東の野辺を照らす月影
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みなま
秋はじめ団栗橋のどんつきの朝の光に曼珠沙華映ゆ
13
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詠み人知らず
リュックにはビニール傘をひっつけた異国の人が京都を巡る
6
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西村 由佳里
たくさんのひらがなたちが輪を作り踊り歌うよノートの上で
11
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千映
日の暮れも 日増しに 早くなりにけり ただ切なくて そぞろそぞろと
12
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もり
夕立ちに緑の命飛び跳ねて雨宿りする我に近づく
8
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もり
盆明けの町に戻りぬ雑踏がスカートの裾思いきり揺らす
13
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もり
一昨年の海で拾った貝殻がくすんで見える今がしあわせ
16
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もり
この香り立入禁止思わせる振りかける手に囲われるひと
7
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もり
泣いたこと内緒にしてね太刀魚の焼かれながらも目はわれを見る
20
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矢車菊
八月の終わりの花火燃え尽きて切なく残る火薬の匂い
12
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へし切
閑かさやひとり湯浴みに温もれば虫の音清やか秋の夕暮れ
27
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只野ハル
入院の母を見舞いし道すがら早や水田に稲穂出始む
12
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只野ハル
もう夏はポケットに手を入れ背を向けて俯きながら遠ざかる
11
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矢車菊
ひぐらしの声に紛れて夏はゆくまた来年も会えるでしょうか
15
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Chico
夜更けごろ厨の隅でふるへ泣く「大事にするよ」冷藏子開!
16
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舞
懐かしの 偲びし ひとの たまずさの みずくき 涼し 夏のゆくころ
17
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桐生賄
バイト先 買ったプリンを「食べてね」と差し入れしてく おばあさん在り
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詠み人知らず
あなたならどうしたろうと悩みたり自問自答も亡き人に問う
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詠み人知らず
川のよなしるべがあればたどりたい行きつく先は大海になり
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