ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
河のほとり
村雨に袖の露けさまさりつつ一人ながむる暁の窓
15
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バロンマン
日ごと夜ごと見ゆる姿は変われども月はいつでも満月で在り
13
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秋日好
険とれたにんまり笑顔で目を開くもう大丈夫とやっと思える
12
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舞
生くための糧となるべき夢を食み満ちることなく日々の消えゆく
11
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KEN
月讀みの明かり木漏れて泡沫の撫子の笑み包む夜半かな
18
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詠み人知らず
碧瑠璃の海面を跳べば 半円に張る鰭の紅絹 透けて輝く
12
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詠み人知らず
依存でも隷属でもなく 対等に 甘えさせたり甘えたりがいい
17
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詠み人知らず
泥のごと布団に重く沈む身に まだ文月とふ倦むべき現
16
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詠み人知らず
アメリカに留学せし友 戻りなば 別人のごと明るくなりけり
11
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夢士
蝉しぐれ走りゆく先はたと止み走り抜け行く背中に鳴く蝉
16
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石川順一
顔も無く腹の部分も過半なしアリに食われし蝉の死骸が
12
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横井 信
縁側でトウモロコシの塩茹でをかじって笑う少年の夏
19
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横井 信
草茂る道を歩めば木々揺れて飛び立つ蝉の声だけ残る
15
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恣翁
杉の葉を滑り 洩れたる月影や 十三夜ながら 幽かるらむ
25
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へし切
散れば咲き散れば咲きしてふふみつつ野分きに耐ゆる百日紅のはな
24
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秋日好
意識失く昏倒したらし証とし君の左の眼窩の青黒
16
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もみじ☆彡
生まれでは人は決まらぬ我を見よ泥濘に咲く蓮語れり
9
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松本直哉
ことばつくして伝ふることのあきらめのはてに流るるひとすぢのみづ
7
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ななかまど
秋茜あかねの空に現れる新たな秋を味わう朝
8
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幸子
恋だけは友にも譲るべからずも友のこれまた何と愛しく
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