ともゆきのお気に入りの歌一覧
林林
靴下の大きな穴にどれ当てる古い布から品定めする
17
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恣翁
おでん屋の楼上 二輪の桃の花 微醺に頬染め 笑まひて御座る
21
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舞
アイロンす妻の背中と語りつつぼやり雲などながむ休日
13
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詠み人知らず
春曉と會へぬ兄の名呼ぶ母の瞳に浮かんだ情景を想ふ
13
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森川
枝揺すり 花びら越しに ゑんだ人今年は逢へず もはや葉桜
8
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野々花
風はまだ生まれたばかりの匂いして私の肩にふわりととまる
27
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野々花
透明な時間の流れに寄り添えば静かに揺れる木々が眩しい
27
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大上
夏近く聞こゆ心地ぞ朧蝉一つ数へば堰を切るやう
11
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リクシアナ
眠る街そっと車窓に見送って鈍行列車は四拍子で行く
36
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コーヤ
萌えいずる 木々の息吹きに 励まされ 山頂目がけ 踏ん張り歩く
24
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コーヤ
うぐいすの 清しき音色 山頂へ辿る疲れの 癒しになりて
19
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葱りんと
詠み人の 悲喜交々が 詰まってる 三十一文字の 歌は宇宙だ
21
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野々花
切りすぎた前髪笑う事もなく平々凡々過ぎゆく一日
17
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詠み人知らず
川の瀬に 浮かぶ岩々 飛び渡り 向こうの木の実 もり食む子猿
13
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詠み人知らず
きみがため 野の白詰草摘みしかば 汝組める花の冠 乗せられつ
20
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詠み人知らず
結婚を切り出さぬ男へ 独身のアラサー女が 最後の切り札
13
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詠み人知らず
ねぇあなた 八方美人でないのなら 誰の満点が欲しいのですか?
14
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詠み人知らず
気付いたの 愛しむような眼差しに 恋の嵐の予感が胸に
17
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tasuku
払えども尚繰り返し糸張りて居場所主張す蜘蛛の執念
10
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みろく
去る人に寂しと云えず長き文忍ばせ渡す出雲のお守り
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