詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ながさき
からすうり 朱色のヒカリ 放ちおり 緑の森の 紅一点と
8
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KEN
川辺焼き 澪照らすなり 朝の陽は 結ぶ露をも 黄金に変えて
12
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ななかまど
闇せまるつるべ落としの五稜郭時は止まりて漁り火をまつ
11
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みをつくし
湯に入りて指折り曲げてまた折りて 明日の一首はまだまとまらず
17
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滝川昌之
膝に居て門前に居てやがて吹く北風に入る小僧は忙し
21
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横井 信
青空に染まることなく白鷺は少し冷たい風に吹かれる
12
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KEN
初霜か なびく煙か 山肌に たまゆらの白 今朝の吾妻嶺
11
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KEN
闇よりも 重き雲間に ただひとつ 秋の螢火 風乾く中
10
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名鈴
紅は 重ぬるほどに 濃くならむ 汝に染む我の 口同じかも
6
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みをつくし
只一輪 夏の名残りを一隅に 健気に留む真白き木槿
21
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ななかまど
口のなか飛んで弾んで今年米あまき匂いの香り吸いつつ
13
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滝川昌之
幾重にも稜線ごとの濃淡に色づきうすく蒼き秋山
19
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うすべに
里山にまろい煙のなつかしさ 冬の気配に蕎麦の実黒く
6
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横井 信
厳しさにこぶしを握る北風も優しくつかむ蝶の羽ばたき
14
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名鈴
爽だつな 声立て鞠を 蹴り上ぐは 我も男に 生まれなまほし
9
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ななかまど
そんなにも急かずとも良しもみじ葉よ呼ばずとも来る虎落の笛は
9
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みをつくし
遠き日に思ひを寄せし人ふたり その幸願ふ空星月夜
17
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滝川昌之
来年の手帳が書店に並んだら 第四コーナー ラストスパート
20
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名鈴
石上に 緑あやなす 苔莚 掃ふはあはれ 立ちつつ詠まむ
14
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みをつくし
こぼれ落つ金色繚乱傍らに 白銀咲き初むヒイラギ木犀
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