詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
ありあまる時間を今日も浪費する角から角へ新聞の旅
13
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西村 由佳里
木枯らしもあられも雪も見ていないそんな師走の半ばの夕べ
7
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菜々子
絶対に忘れたくない人がいる 被った埃そっと払った
11
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滝川昌之
気忙しき師走の古都の段葛 迎春支度に行き交う人の
22
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ながさき
人々の 心の底に 秘められたダイヤモンドを 仏性と云ふ
14
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名鈴
定まれる 世の慣らひにも 疑ひて 他を探るは などてか悪しき
13
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夢士
朱鷺色に染まる冬空びゅーと吹く風に襟たて暫し佇む
12
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横井 信
沈みゆく冬日を胸に受けとめて暮れゆく町にひろがるチャイム
13
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ななかまど
一日に一首詠まんと言の葉を空に探せば師走の小雪
14
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KEN
山犬の むくろのやうな 山の背に 月は昇りぬ ほむら色して
13
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夏深
わずかでも煌めいていたあの日々が思えばいつか心の支え
15
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横井 信
冬枯れの朝を見届け満たされぬ下弦の月はしずかに沈む
14
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ななかまど
おおき葉を大地へ返しプラタナスあずかり知らぬ顔で立ちたり
8
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横井 信
雨の降る暗い廊下ですれ違いそっと身を引くしずかな呼吸
14
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夏深
風に向かい機首上げ飛び立つ北目差す飛行機のようにこの風に乗ろう
5
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横井 信
冴え渡る今年最後の満月の夜に探したあたらしい道
12
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芳立
ことわりのままに降り散るけやき葉はひと風ごとに惜しみこそせね
6
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高松 蓮
時過ぎて 柔く積もりし 黄葉は 千々に砕けぬ 悲しき足跡
9
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松本直哉
なにものももたずに生まれなにものももたず死ぬこそいのちなりけれ
3
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蔓葵
天の河秋の逢ふ瀬の外なれば氷りてわたる冬の夜の月
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