詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
迷い込む猫に怯えつ睡蓮の鉢のめだかは冬を迎えり
24
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灰色猫
乳白の象牙のペンで綴りゆく美しきとは狩られることと
19
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詠み人知らず
咲いたのに見向きもされない花ならば そっと手折ってぼくが飾るよ
20
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詠み人知らず
のしかかる雲の輪郭淡白く裂け目ゆ耀やく真日ぞ眩しき
15
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詠み人知らず
思ひ侘ぶ 力士界の汝 雲波間 田舎思へば 恋ふるも引かじと
9
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詠み人知らず
抱っこして寝かしつけても座すと泣く ジャイロセンサー搭載乳児
13
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詠み人知らず
声出さず泣いているのはバレている 吾見て君の口元緩む
15
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び わ
山茶花が一輪赤き花咲かせ厳しい寒さよく耐えており
9
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舞
名も知らぬ小さき祠の銀杏木のこがね降り敷く神の坐す庭
17
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ゐわむら
結局のところ「優しい人」だった もう半分って何なの? バファリン
7
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ななかまど
霜ばしら朝の光を弾きおりガラス戸越しに吾は動けず
9
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inosann
行ってあげようではなくて「行こうか?」に妻は自らゴミ捨てに行く
21
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リクシアナ
笹打ちの葱しらじらと鍋に冴え鰍蕩ける降雪の朝
24
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秋日好
チャチャ、サンバ、サルサにパソにヴィエニーズ、チャールストンに開眼する皆
11
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近江の人
窓越しの比良の冠雪まだ薄しふもとの紅葉盛んなる儘
5
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秋日好
紅に燃え上がらねど橙に温め寝落ちる楓と夫
19
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恣翁
空高く昇れる月は 青白き烟に 森を包みたりけり
25
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吉野 鮎
ふふむ汝の笑まひの憂ひに戀は萠へ眞紅の薔薇はわがままを咲く
15
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秋日好
和歌の腕前はヤオイに見栄を置き ノリの一声 されどカワ狂おし
13
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中村
イヤホンの血潮を通って歌は来る 埋まるノートを見ているキリンジ
5
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