滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
山寺の祭りを告げる春風に八重の桜のふわりと揺れる
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
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恵雪
初夏の陽にルビー散りばめられるごと躑躅のつぼみ輝きてをり
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高松 蓮
制服の 袖余らせた 男子らの 伸びゆく姿 思う春の日
9
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高松 蓮
あの雨と 風とに耐えて 咲む桜 はかなげなのは 見た目だけよと
4
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海野 冬雪
「満開の桜の下にいてくれよ。」 彼女は満ちたり 胸を開いた
2
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ブー太郎
似合うわよ すれ違いざま 声もらう 桃色のコート 春暖の朝
2
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トウジさん
うぉうおう桜に合わせ俺は散る屠殺場からの来世は人にと
4
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兎桃
一面に春の田覆う野鉄砲いずれ鋤き込み稲の肥にせむ
4
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兎桃
かぎろひの春の光に甲羅干す猛々し鳥狙いおるやも
3
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わかばみち
幽玄を行きつ戻りつユートピア桜の中で現と混ざる
4
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敦希
浅緑小さな手ひらくいちょうの葉 陽を掴もうと競い繁れる
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ななかまど
ぱっと咲きさっと散りゆく儚さを大和心といにしえびとは
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ながさき
練習の 成果を吾に 示さむと 勇みて啼くか 藪のうぐひす
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へし切
受け継げる兜飾りは孫のため古き姿も雄々しかりけり
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夢花火
儚くも 散る美に浸る 星空に 命灯火 線香花火
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音蔵 雅秀
しみじみと 酔いの連れ来る 懐かしき 折節出逢いし あの顔この顔
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継海
散り初めの便りに小雨遠慮してライトアップの夜桜消える
4
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び わ
手話の会手話が幼稚で難聴でそれでも皆さん私を助け
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茂作
つねよりも花の散るるを惜しむかな 去年逝く友と見まく慾しきに
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