リクシアナのお気に入りの歌一覧
灰色猫
引き際がわからないから押してみた引いたら開く扉を押した
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へし切
夕暮れの風は冷たき村時雨 過ぎゆく空の月はさやかに
18
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舞
見返せばよろこびよりも悔やみのみ何はともあれひとよの夢と
5
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松本直哉
初しぐれ過ぎにしのちのしづもりにもみぢ葉の散るおとのかそけく
7
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恣翁
行く秋の 曇れる午後は 輪郭の消えて 色彩ばかり目立てり
16
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只野ハル
ブレンドと思いつつ食む炊き立ての複数原料米それなりに
9
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只野ハル
水底のプールのタイル揺らめいて浴女その一思い出される
9
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只野ハル
秋深し俯き伸びる影ひとつ腕を広げた僕は案山子だ
11
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只野ハル
寂しさの理由もなくて秋の宵甘いものでも食べてみようか
9
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只野ハル
軒下の新聞紙なく見上げれば春まで続く空の巣になり
6
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只野ハル
秋晴れのソーラーパネル彼岸花黄金の稲穂真っ青な空
5
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只野ハル
またここの峠道にも栗が落つ割れ残りひとつサドルバッグに
6
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只野ハル
もう夏アニメの余韻は始まった秋アニメに上書きされていく
5
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只野ハル
空虚感が心に満ちるなどと思うほど空っぽな夕暮れに
7
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只野ハル
曇天だからかなんとなく気分が重いと頬杖をついてみたり
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詠み人知らず
有明の眺むる空に鳥渡る山並みはるかに點となりゆく
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滝川昌之
「どうかね」と農夫の肩をたたくよに稲穂の実り巡視のトンボ
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滝川昌之
街中ににわかに増えたラガーシャツ ハチ公までもが桜の戦士
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滝川昌之
投稿はどっちが先か待ち合わせみたいでいいね貴女(きみ)と歌えば
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滝川昌之
彼岸まで凌いできたと人の吐く息の数だけ筋の入る雲
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