夢士のお気に入りの歌一覧
只野ハル
戦争のない時代なく殺人のない国のなくヒトは哀しい
13
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千映
一度ずつ 気温が下がるその度に街の気配が 秋に傾く
13
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へし切
病床に老いし母の手を取れば温いと笑みて子を見やる目に
30
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むくり
輝ける 光 求むる 足元に 憂ひの影の 忍びあるらむ
8
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恣翁
果てしなく 放物線を描きつつ 時空のうちを 意識落ちゆく
19
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詠み人知らず
腹筋が割れたる女子らが走りたるおへその見える世界陸上
8
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詠み人知らず
名画やら名曲に触れ美を知りて言の葉までも磨かれてゆく
10
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林林
腕に来る蚊を眺むればそれぞれの来し方刻む姿かたちに
10
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林林
まだ夏を終わらすまいとゴーヤーが秋風に揺れ実を太らせる
15
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野々花
「さよなら」と振った手そっと握られて泣き出す母の涙が落ちる・・・
13
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一藤
えのころ草 穂はまだ青く秋風の冷たさのみぞ訪れにける
4
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舞
いち日を終えて我が家の戸の前で負う荷を隠し聞く「おかえり」と
16
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詠み人知らず
選者なき歌壇に咲いた歌なれば図鑑にはなき色の楽しく
14
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片井俊二
高層のビルの端より生まれきて去りゆく雲は夏をつれゆく
8
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秋日好
還暦を越えた独り身同僚が「オレだってする」玉ねぎ酢漬け
9
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秋日好
雨上がり夏の終わりの芝生刈り日増しにゆるむ陽射しの中に
13
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むくり
眠りありて 整ふ世界に 驚きぬ わが意志のなき 意志のあるらむ
6
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新座の迷い人
放送で 民謡を聴く どの歌でも聞いてすっきり 心和むに
10
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桐生賄
トーマスに 憧れていた 少年の 今、目指す夢 プログラマーなり
11
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由縁
合唱のゆるりと調和身をひたす 時差ぼけ憂う人もいる午後
6
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