詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
姦しく鳴くかや蛙恋の夜は 今宵ばかりじゃあるまいものを
8
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詠み人知らず
親心切にあるかや汝が鳴けば 里の親とて子を思いしに
15
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秋日好
へたくそなカルボナーラを平らげて元気が出たと夫が笑う
16
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石川順一
恵那どりのとりぎも食べる夕餉かな抗生物質抗菌剤無し
11
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石川順一
ビール缶穴を開けられ風車風に当たれば回る土曜日
12
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KEN
夜籠りの雨に紛れて音のほのか落ちる黄梅の夢を弔ひ
12
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藍子
半袖の白き肌まだ眩しくて夏めく日々に小麦色待つ
20
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横井 信
登りゆく花火は音を従えてシリウス光る夜空にひらく
12
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千映
薄ら寒い梅雨特有のみちのくで爺婆三人ストーブ嬉し
9
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へし切
昔から 便りないのは良い知らせ Line が語る無言の既読
19
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滝川昌之
表裏 足していくつと母が問う 教えてくれたサイコロキャラメル
22
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煩悩
埋め立てゴミとなった東京タワーを丸めるためゴジラへのオファー
7
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詠み人知らず
寄せるべき言葉も無くて枕へと顔押し付けて震わす両肩
14
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コタロー
梅雨晴間樹々に日差しが伸びて來てたわわに實る琵琶も熟する
5
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詠み人知らず
雨もよい少し寂しいそんな夜は 古里の山遠き日の夢
18
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コタロー
梅雨空のてふてふ飛ぶや力なく道路標識ぶつかりながら
4
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コタロー
梅雨の入りふらりと入る古書店で宿借りのごと宿を借りきる
4
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KEN
瀧越えて水尾枯れるまで濡れ行かば天へと誘ふ八重の石楠花
14
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詠み人知らず
悲しみに烟る巣を見て過ぎがてに置かれし厚意の言葉にのどよふ
14
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詠み人知らず
夏らしき埃の臭ひ立ち籠めて音もなく雨はライトに映ず
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