秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
たまご炒るわれの手もとに射してきぬひかりあかるき祖母の居ぬ夏
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コーヤ
庭かげの椿の蕾ふくらみてああ刻々と微笑みになり
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コーヤ
ひととせの思い出箱に詰めながら新しき年楽しみて待つ
15
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美津村
髪染めし少女は証書を受取りぬ校長に握手されはにかみにつつ
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千映
つらつらと考えてみる本年はそこそこの幸せだから百点
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舞
黒髪の美し少女北風に頬染め笑みす花咲くごとく
13
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ことほ(言祝)
ネジを巻けば生き還る夫の時計また一緒に時を刻める
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雪柊
十九年 歩んだ道は険しくもいつも隣に君の微笑み
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雪柊
あの街で初めて出逢って恋に落ち吾は十九 君は十八
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雪柊
若すぎる二人は手を取り街を捨て凍てつく聖夜に永遠を誓いて
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雪柊
着替えだけ入れたカバンも寄り添ってベンチの上には満天の星
14
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コーヤ
思い出す日向ぼっこのとなりには甘い香りの水仙語らい
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野々花
公園をはしゃぎ回りし幼児の影もピョンピョン陽気に躍る
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野々花
公園の隅で見つけた霜柱サクリサクリと音を楽しむ
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野々花
大掃除敢えてしません普段からキチンと掃除していますから!
8
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野々花
過去形の母の愛した水仙を掃除済ませた仏間に活ける
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野々花
お昼には帰れそうだと言う夫に作る予定の寿司あげを煮る
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千映
庭仕事今年最後と膝ついて頑張る吾の前山茶花はらり
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本能寺
言の葉をあやつり作る平文は こころ入らず何も伝えず
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矢車菊
君を想い鍵盤に指ふれるとき星までとどけきよしこの夜
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