ケンイチのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
生まれておいで ありったけの肯定をシャワーのように浴びせてあげる
35
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詠み人知らず
「何にもない」が空からしとしと降ってくる 「何にもない」が街に満ちゆく
4
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久哲
旅人のフリで無になる時も善し 道の駅には電車は来ない
5
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向日葵
プラチナの月を見上げてまだ胸に報せたき彼の居ることを知る
5
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山桃
満月となりて登り来つくよみの黒き馬なれ雲の息吐く
4
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紫苑
己が名を知るがごとくに仙人掌の月待ちて咲くくれなひの花
8
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でくのぼう
戀すれば二人日和の鴨川に師走の鐘は鳴りて優しき
5
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羽
慇懃な言葉で武装するきみは刺し違えてもきっと死なない
22
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山桃
身に代はり東へくだる白雲は相模の灘の潮の香ぞきけ
7
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紫苑
川沿いに扉の幅で並び立つ朝日のあたる家のまぼろし
9
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有為
はらりはら一葉のこせる冬夜風へうげものにも星またたきぬ
4
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市川ありさ
幸せの定義などなく毎日を過ごしています悪くないです
3
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まるたまる
いい夜と声かけられて外に出る小さな悩み溶かす月光
14
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紫苑
寒風に靡けど折れぬ樹に草にあくがれてゐる我は寄生木
10
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鈴桜
寒空の独り眺むる月の夜の見えぬ光りになほ歩みつつ
3
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ことり
昏れてゆく空を見上げた 人はみなふかくさびしい場所に佇む
15
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浅草大将
色あせて灰と積もりし思ひ出にまた哀しびを一つ埋めむ
8
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楓
露天の湯ひとり身体を沈めればはらりと落ちる紅葉ひとひら
49
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車男
木々の間に棲む精霊を見つけたか 揺れる葉陰に顔認識す
17
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ムラサキセロリ
背中にはチャックがあって中はまだ見てないけれどきっと好きになる
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