詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ブラウスの女子がまぶしい教室で僕らはニキビ増やすばかりで
21
もっと見る
コタロー
夏草の緑が萠ゆる路肩にはゆつくり休む草刈機あり
15
もっと見る
聴雨
うす紅の桃一輪をかんざしに心ひとひら歌にしたたむ
90
もっと見る
聴雨
細やかな日常の隅に落ちている糸くずほどの幸せが好き
9
もっと見る
KEN
霧る野邊に微かな音の忘れ水探り迷へば衣手も濡れ
16
もっと見る
新座の迷い人
散歩道 妻と歩いた この場所で 耳を澄ませば 鶯の声
9
もっと見る
詠み人知らず
チャリ漕げば 光眩ゆき晴れの間に シャツの膨るる風の涼しさ
17
もっと見る
秋日好
真白なるオランダカイウ海兎あなたの愛はまじりけがない
19
もっと見る
工藤吉生
仰向けにさせてみたってリラックスできないようだ我が家の猫は
8
もっと見る
こぐまじゅんこ
それだけのことだったんだと忘れましょう明日は晴れる予感がします
5
もっと見る
車海老ナリス
み雪ふる山にかぐろき君が影たちよりもせず旅をぞしなむ
5
もっと見る
車海老ナリス
ひさめをば降らせざらむと誓ひたるいでたちいそぐ虹の明らか
10
もっと見る
只野ハル
湖の桟橋に立つ動かない遊覧船に波は寄せ来る
9
もっと見る
秋日好
温室で生まれたひなは飛べぬまま開いたドアから緑の木陰へ
20
もっと見る
幸子
席譲る人と夕日の残像が重なり映るたそがれの車内
16
もっと見る
洩矢転石
サッカーの国際試合があるらしい今夜は嘘と布団に入る
3
もっと見る
高松 蓮
皮むかれ 柔肌見せた 玉ねぎは 驚くばかりに 白き春色
28
もっと見る
恣翁
蒼茫と暮れむずる夏の山路にし 白く咲きたる木天蓼の花
16
もっと見る
藍子
白き波たてて流れるその川も生まれた場所は小さき清水
27
もっと見る
藍子
羽ばたいて仕事についた娘たち辛くないかな喜びあるかな
28
もっと見る
[1]
<<
103
|
104
|
105
|
106
|
107
|
108
|
109
|
110
|
111
|
112
|
113
>>
[113]