浅草大将のお気に入りの歌一覧
弦跳
浮世傘見上ぐ雲居に秘至秘至と 雪の凝れる音を聞くなり
4
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由良
待ち侘びて頭持ち上げ小さな葉我を咲かそう春遠からじ
1
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紫苑
手に取りし残りの雪よりこぼれたる褪せし化粧の紅葉ひとひら
6
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仁 呼
翼なき 飛べぬこの身に 翔ぶことを 示すきみの手 厚くあたたか
6
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粕春大君
沫雪に咲ける梅が枝訪ふ人の香をだにおこせしるべなき道
10
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雲のジュウザ
あなかもめ 運べよ文の 想い華 道が中にて 落ちるべからず
1
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雲のジュウザ
国崩し 喩へ豊国 崩れども 十文字槍が 名は折れぬべし
1
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由良
降りぞぼる雨にも霞むことはなく早咲きの梅くっきりと白
6
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由良
冬枯れの川面の木々の潔さ我が身をさらし全て受け入れ
3
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笑能子
ざわざわと夜のしじまに波が立つ大波小波飲まれぬ様に
7
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雲のジュウザ
契りあり 蒼の空より 舞い降りし 鶴へと託さん 我が願いをば
2
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由良
川面にはカモの夫婦がたおやかに身を任せつつ風を抱いて
2
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雲のジュウザ
涙する 文字の間に 広き愛 注がれ我の 心は海越え
6
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詠み人知らず
水素にて走る車のあるといふ 吾焼酎で走る人間
2
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紫苑
異教徒を憎むは神に非ずしてバベル築きし人間ならん
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由良
夕暮れの桃色の空にてんてんと墨を垂らしたような薄雲
1
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詠み人知らず
捨てきれぬ己がものさし讃美歌の悲しく聞こゆ主はおはします
7
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渡邉はるき
筑波嶺の峯よりかけてそよぐとも結ぶの糸の千代にこそあれ
6
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笑能子
風に舞い兜率の天の食積もる総ての濁りを浄化させつつ
2
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詠み人知らず
どれほどに君を思へどならぬ道罪の無き者石を擲て
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