浅草大将のお気に入りの歌一覧
渡邉はるき
花を待ち花を惜しまば敷島の道に数ふる葉は八百万
5
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仁 呼
眺むれば 碧きに見ゆる山々の 插し色紅く 日々に増しをり
5
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虹雲
天がける羽衣の風棚引いて天蓋の下に花野揺れおり
3
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紫苑
夕づつの街は驟雨に抱かれて紅碧色のうみにたゆたう
8
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仁 呼
仲春の京東山 夜は冷えて 灯ゆらり 花燈路ゆく
7
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嶋 唯
立つ君の 過ぎし年をば 思ふとき 涙あるまじ 袖こそはるを
1
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笑能子
菓子売り場桜の色に溢れ居り暗き世間の一隅照らす
5
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螢子
蜆船流れのままに漂ひて刻止まるごとながめてをりぬ
7
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タイベリアス
なごり雪今日は旅立ち別れの日知れど知らねど降る時は今
1
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白亜
またひとつ 別れの傷を癒すやうに やはらかに吹け 三月の風
12
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螢子
心病みし去年の桜は暮色なり今年の桜何色なるや
1
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由良
春雨に打たれて庭の水仙は何を想うか人は及ばず
3
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雲のジュウザ
夢の跡 つわものどもが 散りぬるを 我今感ず 信念が痕跡
1
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紫苑
怠惰なる春眠覚めよと我が身をば励まし淹れる熱き珈琲
2
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bgvillea
ざざめきの狭蝿湧く夜にくら影の底窮の澱を梳く月ぞかし
6
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波江究一
君指せば岬向かうの帆の影もゆかしくともに丘下りしか
1
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弓比古
朝起きて 窓を開ければ 雪燃ゆる富士をみるほど 日は延びにけり
4
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仁 呼
明け方の 夢に浮かぶは 纖月の 弓と見上ぐる 旅の景色に
4
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笑能子
さばさばと己の業をこなしおく止まりて濁り誰も得せず
1
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紫苑
落ち椿不吉と忌むは視るひとの我が侭ならむ花に科なし
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