ケンイチのお気に入りの歌一覧
ことり
砂色の月の夜なりぶらんこのくさりしずかにうなだれている
11
もっと見る
紫苑
あかね空溶け逝く月に嘶きて白馬は倒れその脚を折る
7
もっと見る
紫苑
闇いろの花を巡りて憧れはページを離れ外つ国へ飛ぶ
7
もっと見る
でくのぼう
白月の吾を哀れむ調べ聴きまだ見ぬ里のきみを偲ばむ
16
もっと見る
でくのぼう
月昇る 修羅をゆく身を 彷徨て 枯野に立つ孤愁の露草
18
もっと見る
浅草大将
一筋の想ひ乱れて千曲川あふるる胸をさくのこひ哉
14
もっと見る
でくのぼう
夕暮れに氷雨ふりをる鴨川の橋の袂で濡れ待つきみぞ
4
もっと見る
ほたる
一日を静かに部屋で過ごす日の窓越しの雨 絵画のように
5
もっと見る
浅草大将
いと辛き冬の別れのあさ緑延べでやいかに春を待つべき
12
もっと見る
美紗
シリウスを 見つけてうれし 冬夜空 大三角に 思いを馳せる
1
もっと見る
まるたまる
音の無い静かな海の底にいて思い出の恋だけで生きている
5
もっと見る
たんぽぽすずめ。
日が暮れど家に帰らぬ子のように仕事も遊ぶ我が身で在れよ
7
もっと見る
たんぽぽすずめ。
降ろされた道で季節が五度巡り君の陽射しを氷雨に零す
7
もっと見る
紫苑
枯れ蓮や我には我の修羅がありともに憩はむ風花の夜
8
もっと見る
羽
夜を越えて寂しさを抱くきみのため天上の月はひかり絶やさず
23
もっと見る
たんぽぽすずめ。
我が悲歌の共通点で胸癒す人に真白き羽を授かり
13
もっと見る
紫苑
汝が白のえ揺らがざれば我透かし無とならしめよ冬ざれの月
10
もっと見る
浅草大将
遠山に雪を預けて吹く風は里の紅葉をいづち連れ去る
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
日だまりも時雨も分かち合う瓜に兄弟喧嘩とかが消えてく
6
もっと見る
まるたまる
新しい誓いたてたくなる月夜汚れぬように揺らがぬように
14
もっと見る
[1]
<<
102
|
103
|
104
|
105
|
106
|
107
|
108
|
109
|
110
|
111
|
112
>>
[120]