詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
工藤吉生
ギター弾く人のうしろを通るとき振り向かないでくれと願った
3
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び わ
今という何も変わらぬようにみえ神くだされし貴重な宝
3
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バロンマン
思いがけず古き社に出会いたり見馴れた街で旅人になる
8
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明鏡止水
君の朝食 作る女のいることを 思いて封を切る お茶漬け海苔
8
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明鏡止水
君と微かな縁を繋ぐ携帯が 握りし我と共に脈打つ
11
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KEN
路渡るわらべの笑顏見送りつ地震の知らせラジオより聽く
13
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詠み人知らず
小蜘蛛いて徹夜だったのか朝露にきらっと輝る自慢の巣網
12
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幸子
自らの後ろ姿の美しさ露も知らずに女性たち行く
16
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横井 信
虫かごをぶら下げて行く少年は青空の雲 捕まえたくて
15
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バロンマン
雨上がり人も車もゆく道を奇跡のように蝸牛わたる
8
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亜貴
そういえば もう夏服は着ないのだ 高校最後の夏も終わって
14
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亜貴
報われない恋より一度は報われた恋のほうが、辛いと知った。
19
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東チ
やわらかくなめらかなものが好きだからあなたの声を聞いていたいの
4
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矢口慧
購いの聖者のように涙して膝の瘡蓋剥がす幼子
6
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矢車菊
てのひらに切手のごとくさくら触れてきみに手紙を書こうと思う
16
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矢車菊
灯を消そう 星を見るため いやむしろ見えないものを信じるために
74
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矢車菊
詠ふとは誰かのことを想ふこと誰かとともに生きてゆくこと
11
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Chico
ブランコで入道雲を跳び越えろ 1、2の、3で少女らの夏!
38
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Chico
一發の銃聲のごと うちあけたあとの空白 マツモトキヨシ
22
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Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
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