浅草大将のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
久方の空の飽くまで青きこと我が心根の色は知るまじ
10
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四季野 遊
佇めば潮風寄せる黒髪の梳きて流るる上げ潮の頃
3
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螢子
満天星の白き蕾のふくらみて庭に漂ふ甘き香りや
4
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詠み人知らず
春掛けてはるかに霞み渡りけり恋しき君が姿隠りぬ
3
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四季野 遊
陽炎に夢か現の澪つくし君漕ぐ舟で西に行きたし
1
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河内人
祭りには 酒と喧嘩が つきもんや 河内の男は どっちも強いで
1
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螢子
君が心ここにあらずや共にゐて孤獨ならばやわれぞ哀しき
1
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詠み人知らず
いと辛きこと多かれど我泣くなかの君とせし契り忘るな
1
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akari
彼方から降り注がれる花びらを掬うてのひら春にかざして
6
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波江究一
庭の樹のみな苔帶ぶる寺さびてひねもすとほるうぐひすのこゑ
7
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四季野 遊
再びの廻り来し日を寿ぎて神の配慮に葡萄酒を捧ぐ
1
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白亜
流れゆく 水面を桜の色に染む 春の儚きいのちのかたち
7
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四季野 遊
抱き上げて神成す技と子に諭し見あぐる空に渡る初虹
2
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笑能子
ふと視れば樒の花の忍び咲く背筋を伸ばす香気と共に
1
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紫苑
てふてふの覚束なげに風に乗り桜吹雪とともに舞い初む
3
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車男
帯をなし池の面に降る夕光が春の彼岸の波を漂う
15
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仁 呼
灰色に 眠る田畑に 筆を入れ 春の繪の具で 蓮華畑を
8
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メガネ
ひとつきもいのち保てる花ありて新たに供ふ花に添へたり
18
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akari
ひらひらと弥生の空に雪が降る故郷の春はまどろみの中
15
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螢子
唯一の友亡くしたる吾子の上風花舞いぬ彼の化身か
6
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