浅草大将のお気に入りの歌一覧
椿
さまざまの色はなせれどさみどりを雨が育くみやがて濃き夏
4
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詠み人知らず
立ち向かひ歩み行かむと決めしとき古き書棚の太宰は消えぬ
6
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螢子
ねじ花が咲く瞬間を待っていたあの夏の夜はそこに確かに
1
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庭鳥
変わり種八ッ橋食むも平凡で王道こそが非凡だと知る
2
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四季野 遊
夕されば空蝉の身は露濡れて乾く心は天つ翔け行く
7
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詠み人知らず
濃い墨を流したようなドブ川に映る景色と恋の後悔
9
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詠み人知らず
己が子を死なせるまいと願う親と殺させまいと闘う親と
9
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紫苑
雛菊に奏でし雲雀の銀笛は季節うつりて悲歌に変われり
6
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由良
車窓より流れる緑がまぶしくて心の濁り すいっと吹き飛ぶ
7
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螢子
窓越しに雨音聞こえ始めたり木々の葉を打つアスファルト打つ
2
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歌会第二会場跡地
歌一つ 提示をしてみて 返歌募集 いろんな感性 いろんな人がら
16
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紫苑
薄墨の桜散れども胸底に吹き寄せらるることもあるらし
4
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ふみまろ
春情の泉はいまだ枯れざるをあまりに白きくちなしの花
4
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笑能子
ひっそりと妻紅色の息づきてひらりと煽る涼やかに舞い
2
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紫苑
負の連鎖我にて絶たむと胸に決め見上げし空はあまりに青く
8
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詠み人知らず
赦すときあなたは自由になるだろう自由になるとはそういうことだ
30
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詠み人知らず
枇杷盗む 幼き我が手を捕まえて 両手いっぱい枇杷くれた女性
17
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紫苑
雷鳴のとどろけるいま吾の裡のけもの目覚めよ「革命」を聴く
9
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螢子
草にとまる蛍両手で掬い取り手のひらにあるほのかな幸せ
5
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螢子
コスモスの風に揺れるを眺めつつ秋桜の名の季節感思ふ
4
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