詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
風吹けば カサコソカサコソ聞こえ来る 枯れ葉 舞ふ路 冬の足音
18
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横井 信
水香る刈田で遊ぶ鳥の群れ陽射しの中へ輪を描き飛ぶ
15
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ひよこ豆
公園の枯れた枝葉に隠された白い紫陽花 可憐に一輪
20
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ひよこ豆
寒そうに道路の端にかたまって道行く車を見上げる落ち葉
21
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藍子
見上げればそこに有るのはいわし雲巡る季節の秋の終わりに
19
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コタロー
古池に柳一本搖れながら人に慣れたる鯉を眺める
13
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横井 信
陽の沈む大きな川を前にしてひとりたたずみ見送る列車
11
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ひよこ豆
川風にススキ仲良く一斉におなじとこ見て身体を揺らす
18
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滝川昌之
一仕事終えたみたいに背を伸ばし刈田を望む畔の蟷螂
21
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コタロー
陽を浴びて蚯蚓ゆつくり伸び縮み何處へゆくのか風に尋ねる
12
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花梨
あしひきの 山の寢ぐらは何處にか 子鹿いつくし あきの宮島
9
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夢士
旅立ちのゆくさき照らす路灯り長月の夜や上弦の月
20
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舞
身ひとつを持て余したる秋の暮れ木枯し寒きもがり笛吹く
9
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舞
夫逝くにひとの世はみなゆずり葉と語る母逝く 吾もゆずり葉
13
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KEN
くろかみの 乙女にとまる 黄葉ひとつ すこし愛しく すこし寂しく
15
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恣翁
跪く君が背後ゆ 滴れる菊の露こそ 舌に掬はめ
13
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コタロー
青空を染めて咲くなり秋櫻の紫ピンク白に薄紅
4
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コタロー
女學生笑顏で歌を歌つてる大空へ飛ぶ翼廣げて
9
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石川順一
蛇口栓シャワーの栓が同居して止める時にも慎重を期し
13
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横井 信
とめどなく流れる川も穏やかに猫も見つめる釣り糸の揺れ
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