藍子のお気に入りの歌一覧
へし切
いたずらに歳月ばかり過ぎ行けどやがて花咲き稔る時あり
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inosann
晴れの日がこんなに貴重に思う朝 カーテン開けて青空見上げ
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inosann
「人は何故生きる」と問うた二十歳の時 瞳にうつる空は今も青
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inosann
夜半に覚め時の重さが圧し掛かるズシリズシリと秒針に乗せて
24
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inosann
花を買い後日に鉢と土を買う理解し難い妻の日常
25
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inosann
慣れぬ杖たよりに歩く義母の身が可哀想にも哀れにも見え
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灰色猫
バスルーム排水溝に消えてゆく一夜限りの恋の雫が
18
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灰色猫
オルゴール開いてみれば君のようもう恋しくてもう聴けません
23
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灰色猫
太陽のその偉大さを学ぶためあなたは桃を生きてみなさい
17
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灰色猫
ふたりして子猫のような鳴き声で夢見る夜に辿りつけずに
17
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灰色猫
図書館の短歌の書架の一冊と巡りあうため生まれてきたの
19
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みやこうまし
生きるのも死ぬのも天のまにまにと思いて暮らす徒然の日々
18
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みやこうまし
短歌とは遊ぶ芸なり若者のゲーム遊びに似て非なるもの
17
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舞
近づいた冬の香りの朝の日のたおやに差せるもみじ葉の色
11
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舞
めぐる季節去りゆく日々を振り向けど枯れ葉並木に風のみぞ立つ
13
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舞
黄色帽並ぶ園児のそれぞれに待つひとのあり託す夢ある
12
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恣翁
己が絡む心知りぬがに 黒衣の 身だれて 今朝はものをこそ思へ
17
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恣翁
湿りたる落ち葉の醸す 白樺の林の匂ひに しみじみ浸りぬ
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恣翁
陰にキス 泣きたる方を眺むれば 爛るるまでに 杯ぞ残れる
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滝川昌之
秋はなぜせつない歌に仮託するオサリバンなど口笛にして
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