夢士のお気に入りの歌一覧
芳立
聞き知るとゐれば御法にきくの花咲きもせぬ身としら露のころ
7
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へし切
この憂き世 情けあるこそ愛でたけれ 言の葉紡ぎ繋がる嬉しび
25
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千映
孫生まれ喜びの中歩く道夕焼けまでも祝福してくれ
12
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千映
うたのわで学ぶ言の葉深い意味飛び出すことばも考えながら
12
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珠海
朝を連れ始発電車がガタンゴトンぼんやり明るいカーテンの向こう
8
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舞
ニュータウン残る名寂し公園に溢れる子の声今は昔と
13
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桐生賄
田舎道 息子とドライブ珍道中 漫才みたいな会話飛ぶ飛ぶ
12
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詠み人知らず
三年の期限のついた転勤は もう五回目の 延長になり
11
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野々花
柊の匂いし風に背を押され少し早足局までの道
16
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桐生賄
長閑かな 息子待つ間に 散策を いろは紅葉が 風に揺らめく
13
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舞
よちよちと走る幼子追いかける父もよちよち母は笑みつつ
12
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野々花
独りにはしないと木の葉舞い降りる髪に肩にと寄り添いながら・・・・
12
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コーヤ
紅葉が散りばめられた皿の盛り味覚味わい秋食べゆきて
11
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へし切
如何せんプロの仕事の偽りを 矜持や何処 地に落つるかな
18
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葱りんと
サクサクと 枯葉踏むんだ 軽やかに 体で遊ぶ 秋の音色を
12
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大さん
たぶん今僕の知らない君がいて 笑ってるんだろ他の誰かと
19
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恣翁
吹く風に斬られ 芥に塗れたる陽に身を焼かれ 地をや這ひずる
17
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千映
木蓮の落葉うちのと決まってる三軒先まで追って掃いてる
11
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林林
「いい陣痛来てますねぇ」と助産師さん 冷たい秋の あらしのよるに
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舞
山をゆく列車から見る集落に生きてついえる人生もあれ
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