夢士のお気に入りの歌一覧
片井俊二
秋風がひと葉ひと葉を訪れて日々変えてゆく点描の街
10
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野々花
朝の風胸いっぱいに吸い込んで私今から主婦に変身
12
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林林
澄み渡る雲なき空に月白く遙かな友を想う朝かな
24
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舞
景品で貰いくる鉢名も知らぬ花二つ三つ妻と親しむ
16
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桐生賄
部屋の窓 寒さ我慢し 開け放す 準備完了、主婦へと変身!
13
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灰色猫
厳かな 山の霊気に 導かれ 修験道者は 神の座に立つ
22
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和草
雨走る 我を追いかけ追い越して 君を求めて 雨走りゆく
14
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千映
ギボウシのハート型の葉黄金色凛としてまだ朝を迎える
10
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コーヤ
銀杏葉が風に揺れをりひらひらと黄金の蝶舞うごとに見え
15
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雪柊
母となり 髪を短くした君の 横顔 毅く凛と美し
29
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林林
今日もまた心の海は揺れ揺れて 寄する波よ 返す波よ
19
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ながさき
七十を 過ぎて初めて 絵筆執り 農村婦人は 有名画家に
22
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芳立
冬立つと蛙はこもるしたくして土あたたかき稲株のもと
7
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只野ハル
日々追われ気温の変化感じても巡る季節を感じる間なく
15
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へし切
葉隠れに見え隠れして寒椿 命を燃やし ひそやかに咲く
23
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野々花
濡れ落ち葉掃きたる隣の濡れ落ち葉片手を挙げて挨拶交わす
11
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詠み人知らず
阪急の高架の下の公園に 砂場はあれど 人影はなし
14
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野々花
未練などないはずもなく散りゆきし木の葉に匂う哀しみの色
11
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たけくらべ
和を以て貴しとなす厩戸の皇子をしのぶ斑鳩の里
2
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浅草大将
ひとときの錦も冬のたつた川あすしら雪のきぬと更へつつ
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