夢士のお気に入りの歌一覧
千映
膝丈の山茶花散歩の吾の傍でゆっくりでいいと足元を見る
10
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たけくらべ
雪兎一羽ではさぞ淋しからう心細さに溶けて逝くらむ
6
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コーヤ
移りゆく四季の彩り集めては言の葉紡ぐは日々の楽しみ
16
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コーヤ
言の葉に生命のリズム吹き込まれ詠まれしうたは愛され生きて
11
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詠み人知らず
炬燵みかん ストーブやかん しゅんしゅんと 未来が見えた そういう時代
19
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野々花
霧の中ぽつんと赤く見えるのは採り殘された柿の實ひとつ
15
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たけくらべ
手に入れしものより失せしもの想ふ人の業とは恐ろしきかな
11
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林林
生きているそのこと自体奇跡だと思える朝の鳥のさえずり
21
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秋日好
返り咲き小春日和に大輪のちりばむ苑に心静けく
19
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野々花
頂いた金の成る木の鉢植えを部屋へと誘い液肥を奢る
13
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ゆりこ
ひっそりと色付き落ちて吹き溜まる枯れ葉の中に紛れてる君
13
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みやこうまし
「生きててもしょうがない」とう認知妻 遠慮している悲しさ伝う
20
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雪柊
「元気のね 秘訣は食べることなの」とトンカツ一枚 平らげる母
16
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千映
顔見知り老女に声を掛けてみる嬉しいとハグしばし離れず
7
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雪柊
三の酉 ある年なれば火事多し父に聞いたと語る参道
15
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舞
木枯しのおどろおどろに吹く夜は妻と炬燵でみかん食むなり
17
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デラモルテ
初雪の降りし寒空身に沁みて時間の止まる孟冬の夜
12
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芳立
たまのをの乱れ心はかねてよりみちびく道をとぶらひぞゆく
5
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月虹
手に取らば崩れてゆきぬ枯紅葉心も身をも冬へと向かふ
27
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詠み人知らず
独り身に鍋の季節が寄せてくる 返す刀は 菊菜のみどり
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