只野ハルのお気に入りの歌一覧
栞
無機質な街角にそっと咲いているたんぽぽ色のスカートを買う
5
もっと見る
栞
音もなく重なってゆく群青の闇と孤独に身を浸す夜
12
もっと見る
詠み人知らず
好きだよと 書ゐていつぱい 餘白空け 一番最後に 嘘だよと書く
1
もっと見る
仁 呼
倒されし 牧師が夢の叶ひたる こは始まりそ 繋げ未來へ
9
もっと見る
奏音
片思い だから写真を 持ち歩く 君の笑顔を 閉じこめたまま
2
もっと見る
ハーキー
本当の恋人ならば目が合うと信号機が赤に変わる
2
もっと見る
ほたる
遠い日の 夢をみた夜 わたくしは 写真の中の 動かぬ少女
3
もっと見る
志慧
ケイス往ぬチバシティにて 黒タワーパソコンの凍つ春 弐千九
1
もっと見る
志慧
なぜ君を思う気持ちは体じゅう縮む恐怖に似ているのだろ
2
もっと見る
詠み人知らず
もみあげを どうしますかと聴く床屋まさかテクノにしろと言うのか
7
もっと見る
ぷよよん
大寒の凍みいる夜に透き通るオリオンの星 指でなぞる
2
もっと見る
浅草大将
咲初めに聞くも清しき冬の梅香りにあらず便りのみとて
12
もっと見る
由良
明日もまた皆にしあわせ来るように願いつつ見る雨上がりの空
3
もっと見る
竹本未來
熱により回路が故障しているの今は砂嵐しか見えない
14
もっと見る
紫苑
異教徒を憎むは神に非ずしてバベル築きし人間ならん
19
もっと見る
どるちぇ
雪です と打ったメールは送れずに携帯のなか積もりゆく 好き
110
もっと見る
京都次郎
いづれくる 春に備えて 耐え忍ぶ 信じてるから できるんだよね
1
もっと見る
ぷよよん
酸っぱいと思ってつまむ冬苺 赤くて甘くてちょっぴりせつない
3
もっと見る
ぷよよん
吹く風にかすかな抵抗こころみる雲にも雲の考えがあり
9
もっと見る
さくら咲月
庭に咲く こでまりの木と 背比べ 強がり背伸びす 吾子の影
4
もっと見る
[1]
<<
1029
|
1030
|
1031
|
1032
|
1033
|
1034
|
1035
|
1036
|
1037
|
1038
|
1039
>>
[1039]