夢士のお気に入りの歌一覧
野々花
まっさらな頁の中に佇んで始まる日々にドキドキしてる
13
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舞
愛しきひと慈しむ夜に漏るといき愛しき声の闇の底から
13
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たけくらべ
戀ひ焦がれ蕾のままで年を越し壽ぐ春や冬櫻咲く
6
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へし切
枯れ果てて冬の朽木となろふとも生命はぐくむゆりかごならむ
27
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矢車菊
気まぐれに立ち寄りあへばまた一人けふの友あり歌を交はさむ
14
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千映
張り詰めた冷たき空気少しずつ微睡むように暖かくなる
9
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矢車菊
つぶやきがこぼれてしまわないように集めて歌に繋いでおこう
16
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千映
ヒット打つリトルリーグの児の顔も日の暮れ早くはっきり見えず
9
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千映
散歩道足の下には団栗が拾われぬままきっとこのまま
10
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恣翁
すきま風に 炭の火勢の朱鷺色に 霜に染まりぬ 冬来たりなば
18
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舞
西行の歌一首あるふるさとを何時か歩まん妻とそぞろに
13
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詠み人知らず
度の過ぎた馬鹿正直と云われても 父の遺産を 引き継いでゆく
16
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只野ハル
特売の季節外れの麦茶買うカフェイン無くば指も痛まぬ
17
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みやこうまし
やれやれとおもえば重き人生や まだまだと思い己を叩く
15
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コーヤ
冬枯れの寂しき庭に千両が見得切るように赤い実つけて
15
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コーヤ
わびさびを苔に訪ねし古き寺葉もなき木々に寂しさ覚ゆ
11
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コーヤ
生き生きとみどり広がる苔の庭舞う紅もみじ彩り添えて
16
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あふひ*・○・*
南瓜を野猿は岩でかち割りて子に与えては抱えて帰りつ
16
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ながさき
ひとひらの 雲も見えない 青い空 宇宙へ続く 永遠の青
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まぽりん
継ぎ紙に今日も流るる恋がたり書きつたへたる水茎の跡
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