夢士のお気に入りの歌一覧
林林
冬の夜 水道蛇口を開けて寝るあなたの夢も凍らぬように
27
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河のほとり
わがふかき思ひのいろを知る友は風に散りゆくもみぢばかりか
15
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千映
子の茶碗眺めりゃ思い出溢れ来る断捨離なんかどうでもいいの
17
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恣翁
冬空は 染め抜くまでに青く晴れ 呑気さうなる千切れ雲ゆく
23
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舞
よする波かえす波満つ海原の果てにはあるや愁い無き国
16
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灰色猫
昆布出汁で あっさり炊いた 湯豆腐の 滋味染み渡る 師走の夕げ
28
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ながさき
「人々を 敬うこと」が 究極の 仏の教え 本懐なり、と
19
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芳立
いまここにわれを照らせり菩提樹のもとへ射しにし遠きあかつき
9
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千映
争って落葉掃きする光景もなく今までのひっそりな道
12
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芳立
世のあやのながめうつれるわが窓に残るかへでの枯れ葉ひとひら
9
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野々花
カサコソと小枝の枯葉鳴らしては「淋しいよ」って風が呟く
12
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舞
黄昏に父に似たよな後ろ影問い残したる思いあふれて
14
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秋日好
夕焼けの色に変わったもみじ葉の最後の一枚落とした木枯らし
10
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千映
キッチンの役目のしない部屋いる薬缶の湯気の音響くだけ
9
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詠み人知らず
座席から過度の暖房立ち上ぼり ローカル線は 居眠り誘う
13
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灰色猫
散っていく 枯れ葉が奏でる 旋律を 冬のベンチで ふたり聞いたね
24
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秋日好
お湯呑みを両手で持って口ごもる吾の姿は栗鼠に似るらし
14
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西村 由佳里
もくもくと頂への道歩きつつ秋の名残りを目に焼き付ける
6
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みやこうまし
深き夜に歌詠みながら沈みゆく深海魚棲む無の海底に
18
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あふひ*・○・*
黙々と余計な事はさて置いて蟹の身を剥くただ黙々と
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