千紘のお気に入りの歌一覧
浅草大将
風吹けば音にぞ秋を探りつつ夕べひととき夏を忘るる
13
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東娘
ブロンズ像の指せるベンチに美大生「解剖学」の厚き書をよむ
15
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浅草大将
東路に青雲高く仰ぎ見てなほ摘み止まじ道教へ草
10
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紫苑
代講をせし一刻に日本の亜細亜における加害を伝えし女教師ありき
10
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紫苑
馬車道の古き喫茶店で一杯の熱きコーヒーを自分に奢る
9
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詠み人知らず
モップがけ 並んで走る体育館 ほこり舞う中 光る汗水
8
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詠み人知らず
僕たちも誰かの役に立ちたいと思っているから 受入れて欲しい
9
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詠み人知らず
日食が終わって届くあたたかさ 太陽と愛に生かされるを知る
7
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螢子
紅く燃え半月三日月と変わりたる太陽見たしと大騒ぎする
3
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浅草大将
耳なしの山に聞き得ぬくちなしの花を何処にかぐ山やある
14
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詠み人知らず
百年に六分間の暗闇も終わった事だ! 生まれ変わろう!
7
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螢子
友曰く皆既日食と新月の重なりたる今宵願い叶うと
4
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浅草大将
日と月の雲の彼方にあふ隈や人目しのぶの乱れも知れず
11
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詠み人知らず
雲間より一瞬だけの奇跡見て不完全でも愛しい人類
8
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詩月恵
僕だけのものじゃないけどこの瞬間たしかに僕のものだったんだ
3
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詠み人知らず
いつだって思っているけど今日言うよよく頑張ったねとおかえりなさい
4
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詠み人知らず
絵日記に水色塗ればそれだけで夏は楽しい! チリィィンと吹く風
5
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詩月恵
楽しみは夜から朝の夢うつつ君があふれて人魚になる時
2
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浅草大将
日食に思ひ馳するは天ならで地を駆けりゆく汽車の食堂
6
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東娘
楽しみは暮れの掃除をさし置いて猫の腹毛を撫でている時
10
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