夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
冬枯れの木立は凛と春を待ち蕾はぐくみ空に枝を伸ぶ
24
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咲草
出逢うまで知ろうともせずこんなにも世界が突然広がることを
5
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詠み人知らず
雨戸から障子に映る逆さまの 不思議な景色 しあわせな朝
15
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咲草
かじかんだ指を雨戸にかけ見れば眼下に広がる山紫水明
4
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富鴨
屠殺場に曳かれる牛の目の奥のこの世でいちばんきれいな記憶
13
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林林
大掃除「ときめくもの」を残したら手離すものに感謝のことば
24
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コーヤ
葉牡丹はレースの襞が重なりて晴れ着のようなあでやかさ魅せ
12
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只野ハル
人生に山も谷もなくなってフラットラインになればおしまい
11
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桐生賄
茅葺きの風車に 白い家々が立ち並ぶ島 ミコノス行きたし
6
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恣翁
淀みより 頭を出せる杭の辺に 魚影も見せで 細波の巻く
23
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千映
お茶通の母の好みのあの味を今日通販で取り寄せてみる
14
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千映
年賀状筆持つ気力失せている一番の友喪中だからかも
10
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ながさき
幾十の 山河越へて 放浪へど 吾が悲しみの 果つるあてなく
31
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野々花
雪が降る シャラリシャラリと雪が降るあなたの街も泣いていますか?
12
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舞
衛士侍して絶えることなき宿直火も今は昔と冬の京御所
17
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ゆりこ
肩並べ走る父子の清しさに息の白さをしばし忘れん
10
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たけくらべ
人生はつづら折りなる長坂を泣ゐて笑ひてきみと行く道
8
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桐生賄
木枯らしに負けて儚く散ってゆく山茶花眺め 心静かに
16
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みやこうまし
トピックの少なき今日も歌種を拾えず漏らす老いの繰り言
15
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舞
子を愛す父母となる若者もランドセル負うこの子らもまた
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