秋日好のお気に入りの歌一覧
千映
もう少し丁寧に日々送るべし半病人のバチ当たりかな
13
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たけくらべ
若さゆへ儚き恋に身をやつし乙女は誰を夢に見つらむ
19
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たけくらべ
さんざめく宇宙を眺むる幼児の瞳にうつる星は遥けき
25
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詠み人知らず
標なき我が庭の巣に着陸す燕のすがた低空飛行
18
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inosann
懸命に歩く傍らを風起こし抜き去りゆきぬ サッカー少年
16
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へし切
声遠く鳴くや五月のほととぎす深山の田にも夏は来にけり
23
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夢士
多摩川の流れに映る関戸橋生まれ変わりても歩みゆきたし
14
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月虹
夜を越え降り続け雨 季節ごと溶けて繋がる夢を見ている
97
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舞
悔い無くに今を過ごすか時として問いてみたくも妻の背中に
13
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へし切
年ふれば思ひとどむる面影の身を知る雨に泣き濡れるかな
24
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月虹
音楽は身体の奥で鳴り響く君と奏でるシンコペーション
27
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月虹
あの日見た星空を詠んだ上の句にまだ下の句を記せずにいる
97
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舞
ともに見た花の名はまだ知らぬとも別れきし夜の香の残りたる
17
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詠伝
ぬばたまの夜半の瞼にあらはれし君留めばや吾は飢ゑてをり
17
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詠伝
体当たりし続けてたのしょげなくて良い 壁は登るもの思います
9
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只野ハル
月の光のイーハトーブに満ち宇宙の音の中へ旅立たれた
19
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恣翁
風渡り 萌黄の麦の一面に靡き 白波 颯と広ごる
17
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恣翁
暮れ果てぬ火点し頃を 川魚の流るるごとく 燕飛ぶ
23
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恣翁
苔の香の満ちたる森の下闇に 合掌したる 跪坐の僧形
15
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inosann
汚物より金塊つくる処理場に無職で生きる吾が道ひらけん
8
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