千紘のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
「男気」を出す瞬間にはじき出す「ナンパーセント女を残そう?」
2
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詩月恵
あの夏の葬式の朝の空の色どこまでも青 祖母の微笑み
6
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浅草大将
潮満てる常世の海に枕香のこがれ揺蕩ふ夢の浮舟
8
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浅草大将
浅葱の日向にあれど日之影の夏の山峡みどり色濃き
5
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浅草大将
目に見ねど音にぞ聞きしみすずかる信濃高原夏も涼しき
6
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螢子
少し横にと思えど朝まで爆睡し朝シャン朝風呂おはらしょうすけ
5
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詠み人知らず
対岸に想いを馳せる彼岸花この川越えれば咲くこともなし
7
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紫苑
うつくしき暴君であれ 吾は汝のあしもとに座す生人形に
6
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紫苑
驟雨過ぎ日射しぎらりと戻り来て蝉の声々吾を圧しひしぐ
4
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きりあ
勇気とは放っておいてもすぐにわく入道雲のようなものなの
5
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紫苑
ひさびさに手紙認むる用ありてそにふさはしき切手をえらぶ
10
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きりあ
帰さない帰したくないきみを今日遣らずの雨よ強く降れ降れ
7
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浅草大将
夕さりて今日も一日を生業の我歌人にまたかへりゆく
14
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詠み人知らず
求愛の弦の音色は海の艶 我に羽織らせ恋衣 藍
3
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詠み人知らず
炎揺れ薬指から燃え移るそれを他人は背徳と呼ぶ
7
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詠み人知らず
浮世にて 不快指数は100になり 鞄の中の詩集に潜る
22
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詠み人知らず
暑そうにうな垂れている切花に氷をひとつ 元気におなりよ
10
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詠み人知らず
少年よ! 君の小さな親切を気付いてくれた人 それが友!
5
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詩月恵
寂しいを涼しいにする金魚玉 ぼくだけの海ゆうゆう泳ぐ
20
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紫苑
焔たつ御息所のかなしみは胸底に石を抱けるごとく
4
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