藍子のお気に入りの歌一覧
元親兄貴
水を得た魚のようにはしゃいでる君の笑顔にボクもウキウキ
10
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元親兄貴
眠い目をこすりながらの講習会水もないのに舟こぐわたし
11
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関山里桜
君と我 互いの胸の淋しさを一匙すくい舐め合えたなら
11
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inosann
「吸って吐くただそれだけで生きている」と見上げた空の青が眩しい
28
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inosann
綿菓子とオムツが見えたか食べんとし義母は正され「アハハ」と笑う
23
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吉野 鮎
ぽこりんと落ちた瘡蓋赤黒く讀み解き終はる色づく綾を
13
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吉野 鮎
讀み解けば打ち拉がれて萎ゆこころ晩秋の風に落葉頻り
20
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吉野 鮎
一輪のぷりざあぶど薔薇魅せられし小毒ふふめるあなたの短歌に
18
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吉野 鮎
吾が未熟紙魚沁みと知る日本語の同音異義語の深淵と巧妙
19
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吉野 鮎
まつすぐにもみぢ饅頭すきといふ直球勝負のたつちやんが好き
15
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日置鳩子
百年の孤独の酒のしるしると臓腑に沁みて花となりたり
20
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半格斎
ふる里の味届けむと 子ら孫に 出店まわりて品定めする
15
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半格斎
哀しみを背負いて余り有るほどに 野分に狂える枯れ尾花かな
22
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半格斎
落葉松葉 池を隠して水底の 鯉の行方を誰かや知らむ
17
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大野 冨士子
毎日を趣味に費やす贅沢は 羨ましいが 哀しくもある
31
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滝川昌之
神様に「お帰りなさい」と境内の陽だまり猫も安堵している
36
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滝川昌之
百舌鳥の啼く雑木林に踏み入ればザクザク沈むワラビーブーツ
27
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灰色猫
さよならの気持ちが生まれ人類は涙の意味を知ったのでした
17
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灰色猫
生きていく希望の種を蒔きながら息づくものがあると信じて
18
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灰色猫
人類の旅を見守るアルテミス夜空を渡る君をさすゆび
19
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