只野ハルのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
月明かりビル取り壊しの跡がらんとパワーショベルは砂丘の夢を見る
3
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じゆん
どこで何していようとも構わない だけどたまには思い出しなよ
2
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山本克夫
コーヒーは飲み終えてそれぞれの視線のあいだに沈黙の境界
2
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星野冴子
流れゆく水の行方は知らねどもいまがすべてのせせらぎの音
39
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ムラサキセロリ
ポケットに残酷を詰め少年が野を駆け回る夏の葬列
11
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河内人
夏の陽の 差し込む窓に 君の影 今日は命日 花を飾ろう
4
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浅草大将
夜もすがら一目みやまの時鳥まつの戸に聞くあけがたの声
3
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栞
風呂上がり 顔に化粧水、体内にビール染み込ませうるおい完了
3
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山本克夫
勢いは徐々にましてゆく雨の中にぬぐっても仕方ない涙
8
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紫苑
かりそめのヘイワな夜を嗤うごと軍用ヘリは横須賀へ向け飛ぶ
4
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ほたる
日常を忘れて上野の森に行く 明日は阿修羅に恋する我なり
2
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じゆん
携帯は常にバイブでやわらかいタオルの上に置いてあります
2
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詠み人知らず
宮仕え お茶に窓口 来賓接待 準備片付け 通常業務
2
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ふみまろ
プラチナの帯は失せたり三度目の夏の白きにふれるゆびさき
5
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じゆん
しとしとと やさしい雨に紫陽花の色が溶けてく それを見ていた
6
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ゆら
真夏日とニュースが言うから半袖を着てみたけれど君がいないの
4
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田中ましろ
水色の傘に落ちてく悲しみの雨の音色に抱かれて帰る
7
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紫苑
ウィンドウに映る姿に気合い入れ笑みを作りて商談にゆく
2
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詠み人知らず
自転車で三十分の朝の旅水満々と早苗田連なる
4
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螢子
新緑の香りただよふ日々となりやさしき風に包まれている
3
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