只野ハルのお気に入りの歌一覧
山本克夫
ぎりぎりの喫水をたたく水音いつまでも船底にとどまる嗚咽
1
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紫苑
子を置きていまだ退院の能わざる友を見舞えるうたを送りぬ
5
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紫苑
雷鳴のとどろけるいま吾の裡のけもの目覚めよ「革命」を聴く
9
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詠み人知らず
枇杷盗む 幼き我が手を捕まえて 両手いっぱい枇杷くれた女性
17
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詠み人知らず
デートとか 今まで一度も したことない 夢の中では 何度かしたけど
1
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詠み人知らず
その昔 こんな噂が 流れてた 「私の事好き」本当だったの?
1
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じゆん
ただ僕は心を言葉に変換し口から発する 機械のように
4
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螢子
自分の手汚さなきゃ罪にはならないと思ってる貴方共犯ですよ
3
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栞
見上げれば笑えるくらい青い空 きみがないくらいどうってことない
11
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詩月恵
また君で一日が過ぎてしまったよ 二十四時間だけじゃ足りない
3
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紫苑
きれぎれの夢のあわいは仄明き湖底の砂のたゆたいに似て
4
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詩月恵
おやすみがさようならみたいに聴こえたの 明日になったらまた会えますか
109
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詩月恵
ホテルから見える夜景は同じでもひとりの夜は悲しく映る
3
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じゆん
街中の雨と汚れと悲しみでジーンズの裾 重く冷たい
4
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詠み人知らず
いつもそう あんさん、そちら、ユー ばかり なんで私は 名前じゃないの?
4
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螢子
浴衣着て温泉郷の蛍まつり初めて乗った人力車の揺れ
1
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卯月
死んでいい人などこの世にいないので願うわたしが間違っている
3
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栞
Tシャツの袖からのぞく焼けた肌 熱い季節が始まる予感
1
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赤橙黄緑
着払いで送り返されてきました。わたしは「段ボール」箱入り娘
10
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ほたる
気をつけて帰ってね、といつものメール 二人の電車は離れるばかり
1
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