Kantの娘のお気に入りの歌一覧
紫苑
香草にまつはる舊き相聞に胸ふたがるる晩秋の夜
5
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浅草大将
会津嶺を右に左に見さけつつうねる稲波を汽車にたゆたふ
3
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粕春大君
秋つ島稲架に囀るむらすずめこよひ黄金のねぐらなるべし
16
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水鳥
柿の種は母の音やら匂いやらちょっぴり辛口なのがいい
2
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でくのぼう
ためらひをほつれ髮にみせきみは笑む指でなぞりし肌の想ひで
9
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粕春大君
神な月真木の杣人山寒み酒煖むる紅葉の焔
18
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粕春大君
山がつの垣ほに煙るもみぢ葉は憂き世を閉ざす霧となるらむ
21
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粕春大君
枯れそむる小野の草葉をうち敷きて夜寒の露にきりぎりす鳴く
19
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紫苑
黙すひとなほとどまりて詠うひとそれぞれの背に降る虫のこゑ
12
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浅草大将
働けど楽にならずと君は言ふそれでも手を見る暇はあるのか
11
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たんぽぽすずめ。
若い時もっと助け合えてればと言わない様に愛し合おうね
6
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たんぽぽすずめ。
失敗を吐息で済ます時 人に優しくされたら 泣きたいのです
23
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たんぽぽすずめ。
立ち直るまでの五年は君が去り不毛の道を 耕していた
13
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庭鳥
祝杯をひとりあげやう三十路入り金も暇無し想ふ人有り
5
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浅草大将
空高く夢に探りし歌枕浜名の橋は虹と懸からむ
11
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たんぽぽすずめ。
伝言をしても相手が解らない一人よがりじゃ歌もかわいそ
6
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紫苑
その思い凝れるままに朱も褪せ幽鬼のごとく立ち枯れにけり
9
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浅草大将
枯るるとも絶ゆることなし白露の玉の緒花に結ぶ契りは
23
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たんぽぽすずめ。
水を吸い 透明になるオパールの虹とたわむる 夢の真昼間
5
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浅草大将
遠つ音や日暮れ静けき秋篠に風となるらむ入相の鐘
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