栞のお気に入りの歌一覧
みん
「これ以上いたら性格悪くなる」?宣戦布告か、後輩君よ
6
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アキヤマユイコ
微睡みの中に浮かぶは海沿いを故郷へ向かう十両列車
7
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詠み人知らず
自販機が古びたビルにかたむいて人影のない街を見つめる
21
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あまおう
相剋を 起こすであろう お互いの 過去が重たい 下弦の月夜
20
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たみお
火曜日は 雨になるから じっとして 昨日のことも そっとしといて
11
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松本直哉
ほほゑみをたたへしきみが遺影までのながきながき葬送の列
5
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松本直哉
御巣鷹の露ときえにしきみしのびあかねぐもみるあきのゆふぐれ
37
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へし切
子は巣立ちそれぞれの道歩みゆく嬉しくもあり淋しくもあり
24
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南美帆
不思議です満月の夜は君逢えて新月の夜は寂し一人寝
10
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紫苑
あからしま風によぢれるTシャツの裡にふくるるあをき思ひは
12
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水ノ衣
丑三つの刻は奇妙な気配あり概ね自己の弱気を映し
11
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水ノ衣
花柄のテーブルクロスにカーテンに妻は未だに少女と感ず
15
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灰色猫
ばらまいた 拍手で集めた 得票を 眺めて悦に 浸る愚かさ
32
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秋日好
文を読み楽を奏でる秋陽この姿を捜す口寄せの里
5
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秋日好
昼間なら太陽浴びて歌うたえ誓の約束忘れるでない
4
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みやこうまし
落差ます夏の日陰の目にしみて大き木群の暗きに潜る
18
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詠伝
君という悲しみを抱く場所を得て涙を飲みこむ術をなくした
6
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紙魚
降り注ぐあまい言葉の雨よりもこぼれ落ちゆく声が愛しい
7
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秋日好
下の名を呼び捨てされることに慣れ愛情表現ひとつ減ったね
13
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只野ハル
色が褪せ襟が伸びてるTシャツを捨てられなくてこの夏も着る
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