詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
名鈴
不断なる 読経と香と 御灯明に 此の世の外かな 本廟のうち
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トウジさん
軒先に数多の赤き実粉吹きて思い包むもかき分く暖簾
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横井 信
まだ暗い朝のホームで待つ列車 雪雲を背に北へと向かう
16
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草木藍
夕方の光透かして干し柿の食べ頃なるはあと少しかな
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ななかまど
目が放つことばは誠かたりたり顔半分をマスク覆えど
10
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卯月
しらしらと雪ふりつもり、しらしらと今年も長い冬の始まり
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橘
小雪まう遠き山々色薄く春まつために眠りはじめる
13
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灰色猫
音速を超える想いを誰しもが心に抱いて今日を生きてる
14
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横井 信
ひとつづつ溜まった課題を片付けて冷たい雨にうたれて帰る
14
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KEN
初雪に 馬醉木のふたつ 歸り花 遠きふたかみ 思ふ朝かな
13
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灰色猫
ありもせぬ正義の声に泳がされ自分を失くす事の危うさ
12
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トウジさん
欲すれど願い叶わぬ憂世かな黙す観音その力貸せ
11
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ななかまど
目につかぬ隅の蜘蛛の巣掃除して老いのタスクの一つが終わる
12
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名鈴
たまくしげ再び逢はるる嬉しさに あくるが惜しき限り月の夜
12
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横井 信
足早ににぎわう街を通り抜け頭をめぐる今年のニュース
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灰色猫
出版後、さっそく改訂必要な歌集をやっと出版しました
16
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音弥
遥かなる無窮の宙の彼方へと任務おび翔ぶ無機質の鳥
22
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灰色猫
保護犬を慈しむ手に万国の民草想うヒロヒトを見る
10
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横井 信
柔らかなことばを詰めた本達と別れを惜しむ真っ赤な夕陽
14
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ななかまど
老二人せなかに鬼の来るまでを手をたずさえて歩み行くなり
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